ページ

20110825

about NUMERO 4299

NUMERO 4299AB & 4299AmB
OFCの素線一本一本が絶縁被覆された導体 OFC-UEWを用いたアースカラーの4290と16020は、その独特の外観とは対照的で、音の輪郭を際立たせてくれるケーブル(特に深くて抜けのいい低域が印象的)で、ケーブルの面白さを再認識させてくれました。
NUMEROシリーズでは、もう少しこの素材に突っ込んでいこうと思います。
高周波信号は、導体の表面を流れる性質がありますが、素線一本一本に被覆を施したリッツ線は、表皮効果による減衰を抑えることが知られています。
4207は、PCOCCの集合線を信号線に使用したPCオーディオ用USBケーブルとして設計されましたが、その信号線をOFC-UEWに置き換えて設計したケーブルが、4299となります。
4207と基本構造は同じで、ツイストした信号線にはテープシールドを施して電源線からの影響をカットし、全体にはテープ+編組シールドとなっています。

4207と比べて印象的なのは、音の明るさです。
個人的に、PCオーディオで気になっていたのは、高域が目立ちすぎて、全体的に軽い印象を受けていたのですが、それを解消したのが4207で低域の押し出しが強く、力強いサウンドをPCオーディオでも再生することができました。
4299では、4207の低域の押し出し感は薄いものの、全体のバランスは良好で、クリアサウンドでどのような音楽でもそつなく聴かせてくれます。
初回ロット数僅かですが、これからPCオーディオを始める方にも、既に4207を所有している方にもぜひ試していただきたいUSBケーブルです。

耐ノイズ対策のためにオプションでフェライトコアも用意しています。
FERRITE CORE for 4299




















GOURD NUMERO 4299 website
http://www.gourdproduct.com/gourd%20products%20numero%204299.html

0 件のコメント:

コメントを投稿