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20100225

oto 1

今は2010年で、7,8年くらい前の話。松本には、群青という美容室があって、その前を通る度に、中の様子を覗いていたのだけれど、何度か通るうちに入ってみようと思い、数回髪を切ってもらったことを最近思い出した。
扉をあけると、2階の喫茶店へ行く階段が左にあって、その階段を過ぎた奥が少し薄暗い印象の群青なのだけれど、待合には確かソファーがあって、タンノイのスピーカーがドンと並んでいた。
普段どんな音が鳴っていたのか覚えていないけれど、何度目か訪れたときに、小さな音で電子音が鳴っていて、そのかすかに聞こえる電子音が、薄暗い空気に心地よい緊張感をもたらしていた。主人のセンスに感心しながらも、その音源が気になって、プレーヤーの近くにおいてあったCDジャケットを覗き込んで、小さな vrioon  alva noto + ryuichi sakamoto という文字を頭にインプットして、消えないように持ち帰った。

20100223

ipodをアンプにつなぐ

Brian Eno と Peter Chilvers が作った、Bloom,Trope,Air 3作は、Music for Airportで体験したアンビエントミュージックの世界を、自分で手軽に作れるとても魅力的なアプリケーションですが、ipod touchを最近手に入れた小生は、どうしてもやってみたかったBloomをまず試して、その楽しさを確認してから、Trope,Airを楽しんで、さらにどうしてもやってみたかったこの3作の音をスピーカーから出すことにさっそくとりかかるのでした。
3254Rは、φ5の細めのオーディオコードですが、高域が印象的で、ipodには相性がいいのではないかと個人的に思っていたので、この3254Rでipodとアンプをつないで、早速実験です。


3.5 stereo phone plug → RCA jack L/R の変換プラグは、サンプルとして残してあったものを使用しました。

20100208

1/100㎜

GCR-600 GCR-900で使用しているRCAプラグは、GOURDオリジナルのチャック式プラグです。図面を書くことから始まるコネクターのデザインは、常にさまざまな制限によって、1/100㎜の攻防がついてまわります。RCAプラグにおいては、コードが太くなるにつれ、新たな制限が生まれます。コードの太さが決まれば、コネクター本体の太さは自ずと決定されますが、キャップのデザインに自由があるかというと、そうでもないのです。機器によって多少の誤差はあるものの、オーディオ信号RCAジャックのL/Rの間隔は"14㎜"。この14㎜より小さくするために、キャップの各部位に気が配られています。GOURD LABOでは、常に機械的な強度と、ものとしての美しさ、そして使いやすさを基本に、ディテールにもこだわりをもって設計をしています。

20100206

スピーカーコネクター

スピーカーケーブル2274と6109に使用しているコネクタ(それぞれGESC-5574,GESC-3553)は、端子先がスペード、バナナと交換できる仕様になっています。簡単な機構ではありますが、百聞は一見にしかずで少し写真で紹介します。
 スペードラグのついた状態

スペードラグを外した状態
 
バナナプラグを取り付けた状態
   何かと便利に使えると思いますので、お試しください。

スピーカー ジャンパー線の交換5

さて、スピーカージャンパー線の開発を目論んではじめた、ジャンパー線の交換の実験ですが、4回目の実験で「ジャンパー線はスピーカーコードと同じコードを使うのが基本だ」などという結論を出してしまったものですから、実験も頓挫してしまいました。製品にするからには、"The ジャンパー線" というものをつくりたいし、どっかでそんなもんないよという思いもある。複雑な思いのまま、月日が流れて、また開発意欲がわいてくるまで待つことにします。
今日は、認識の再確認のため、2274で試聴しました。













































ジャンパー線はもちろん、前回に作った2274のジャンパー線です。