やろうと思いながら、なかなかとりかかれなかったスピーカーコードの交換。6109にプラグ加工を施しました。今回使用したプラグは、バナナ、スペード共に、肉厚で曲げに強い黄銅削り出し端子です。
6109は、3種類の導体を、フッ素樹脂FEPで絶縁した3芯構造2並行のスピーカーケーブルです。
FEPは、絶縁耐力が大きく比誘電率が小さいなど、絶縁体として電気特性に優れており、多用したい素材ですが、生産コストが高い為に、オーディオケーブルには、なかなか使えない素材でもあります。
6109の特徴としては、どの音域も輪郭がくっきりとした無駄な音がない印象ですが、そのなかにも音のきれいさとやわらかさが感じられます。
そうこうしているうちに、完成です。
アンプ側をスペード、スピーカー側をバナナに加工しました。
さっそく、接続して"Good-Reproduction"
試聴した音楽
Mendelssohn Violin Concerto/Hilary Hahn Oslo Philharmonic Orchestra
Johannes Brahms String Sextets Nos.1&2/Amadeus Quartet
Crazy and Mixed Up/Sarah Vaughan