GOURD(ゴード)ブランドNUMERO(ヌメロ)シリーズから 16020をひそかに発売しました。
露出度の低いGOURD製品ですので、このブログでひそかに説明させていただきます。
GOURDのオーディオケーブル製品の機軸として位置づけられるCORDでは、数種類の芯線を撚り合わせたハイブリッド構造を追及し、さらに
G LINEでは、
CORD 600とCORD 900のハイブリッドを試み、GOURDにおけるハイブリッド構造のひとつの到達点として仕上げられました。
一方、実験的な製品を展開するNUMEROでは、柔軟で引回しのしやすい6Nハイブリッド四芯シールドケーブル
4266や、導体面積3.8sq外径φ15の太い仕様でありながら、柔軟で扱いやすいスピーカーケーブル
2274、銀メッキPCOCC導体にフッ素樹脂(FEP)絶縁を採用したエラストマージャケットのPVCフリーケーブル
3254 /
6109、単結晶導体PCOCCの優位点を信号導体に活用したデジタルオーディオケーブル、COAXIAL
1010 / USB
4207、を次々に提案しました。
|
NUMERO XLR BALANCED LINE CABLE 16020X |
今回ひそかに発売したNUMERO
16020は、信号導体に4種類のOFC-UEWを使用したクラスター構造のオーディオケーブルで、アンバランス/バランスド ラインケーブル さらに スピーカーケーブルとしても使用可能な構造を持っています。OFCの素線一本一本を絶縁被覆したOFC-UEW導体を信号線に使用することで、その素線自体のもつ伝送特性を最大限に活かすことを試みています。ハイブリッド構造で探求された導体の配列バランスをもとに、この16020についても、4種のOFC-UEWを各々集合して被覆した4種類の芯線を2組撚合せ、片チャンネル8芯シールドととし、さらにツイストして1本のケーブルに仕上げられました。
16020はプロトタイプ
8136をリデザインしたケーブルとして、さらに使いやすく、GOURDらしいディープなデザインに仕上げています。
プロトタイプ
8136そして
16020を通じて、私たちはオーディオケーブルの新たな一面を発見したようです。
深く重くて軽い、空気感のある中低域と、繊細で力強い中高域は、CORDシリーズ / G LINE では体験したことのない、音楽の表現に出会うことができると思います。
16020R/16020X/16020**は、受注してからの加工となります。
GOURD STORE
http://www.gourdproduct.com/mart/mart.html