さて、まだまだ続くUSBケーブル4207の試聴です。
開発段階でも、いろいろと聴き比べをしたのですが、製品として完成した後も、再度確認しながら試聴は続きます。
しかし、開発段階で聴き比べをした他社のUSBケーブルをここに出すわけにもいかないので、今回はその中でも、弊社仕様の、別のUSBケーブルと比較した時の印象を少々。
下の黒いコードがそれにあたります。このコードの仕様は、基本的な構造は4207と同じで、信号線に0.12の錫メッキ線を使用し、フッ素樹脂で絶縁してあります。
この黒いコードはPCオーディオ用につくられたUSBコードではありませんが、フッ素樹脂絶縁というところがちょっと魅力的で、開発段階において幾度も聞き比べに登場しました。
解像度の高いデータを、PCオーディオで聴いたときの最初の印象は、とにかく高域がきれいで鮮明だということでした。黒USBケーブルは、正にそれを満足しているものだと思います。
一方で4207は、高域に偏らずに、中低域がしっかりしており、全体的に音に厚みがあるようでした。今回聴いた音楽は、CDからノートPCにリッピングしたものでしたが、特にRockでは顕著にその傾向が現れました。
これがLerxst Soundだよ
本日の試聴リスト
Come Away with me/Norah Jones
Victor/Victor(Alex Lifeson)
Balance/Van Halen
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