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20110830

HISAGO 1102

以前に製造したケーブルについての問い合わせを、時々頂きます。
今回、既に生産終了したHISAGO 1102の代替ケーブルついて問い合わせを頂きましたが、このコードについて小生の個人的な見解を載せておきたいと思います。
1102はOFCを導体に持ち、その絶縁体に少々工夫を凝らした1芯シールドコードですが、7,8年程前に少量生産後に終了した製品です。どのようなコードだったか、社内サンプルを取り出してきて取り急ぎ試聴することにしました。
外径φ8mmで程よいやわらかさのケーブルですが、低域の広がりが強く、中域も程よくまとまっています。少し気になるのは、全体のバランスがもうひとつ欲しいところ。

HISAGO 1102






















聴き比べしながら、これの代替+αをGOURDの中で探りましたが、甲乙つけがたく、もし近いものをあげるとすれば、近い順に、GR14010, 4266R, GCR-900, GCR-600となると思います。GCR600/900は1102よりタイトな印象で、GR14010、4266Rは広がりがあり、1102のバランスを良くした感じです。

あくまで個人的な見解ですので、ご参考までに。

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